Windows Server 2012 におけるシャドウコピーの設定方法

主旨

Windows Server 2012 のシャドウコピーの設定方法のメモ

シャドウコピーは定期的にフォルダのバックアップを作成する.

シャドウコピーの設定方法

  1. シャドウコピーを有効にしたいドライブのプロパティを開く
  2. [シャドウコピー] タグを選択する
  3. シャドウコピーを有効にしたいドライブを選択し,[有効] をクリックする

シャドウコピーからファイルを復元する方法

  1. 復元したいファイルやフォルダが含まれているフォルダのプロパティを開く
  2. [以前のバージョン] タグを選択する
  3. フォルダのバージョンないから復元したいファイルやフォルダを探す
  4. [開く],[コピー],[復元] のいずれかを選択する

[開く] はファイルやフォルダ内容を確認
[コピー]は指定した場所にデータを復元
[復元] は元の場所にデータを復元

Windows Sever 2012 の DHCP で特定の NIC に IP を割り当てる方法

主旨

Windows Server 2012 をさわった際のメモ

DHCP フィルター

特定NIC に対し,DHCP を割り当てる・割り当てないを設定可能
※ ただし,IPv4 のみ.

1. サーバの役割から DHCP サーバをインストール
2. DHCP サーバの設定をする
3. DHCP コンソールで IPv4 -> フィルター -> 「許可」 or 「拒否」を右クリック
4. 新規のフィルターを選択

Windows Server 2012 Server Core に GUI を追加する方法

概要

Windows Server 2012 を Server Core でインストール後に GUI を追加する方法のメモ
Windows Server 2012 の評価版で試してます

Windows Server 2012GUI

Windows Server 2012 の機能の「ユーザーインターフェイスとインフラストラクチャ」には3つのサブコンポーネントが存在する.

  • グラフィックス管理ツールとインフラストラクチャ: Server-Gui-Mgmt-Infra
  • サーバーグラフィックシェル: Server-Gui-Shell
  • デスクトップエクスペリエンス ※ 今回は関係なし

上記のコンポーネントのインストール状態によって,Windows Server 2012GUI は以下の3種類に変化する.

  • Server Core: 何もインストールしない
  • 最小サーバーインタフェース: Server-Gui-Mgmt-Infra のみ.※ 本 GUI はインストール時に指定不可能
  • フルインストール: Server-Gui-Mgmt-Infra + Server-Gui-Shell

Server Core で OS インストールした場合,上記のコンポーネントが OS 内に存在しない (Install State が Removed) ため以下の手順を実施する必要がある.
※ フルインストールの場合はコンポーネントの追加・削除で GUI のモードを変更可能.

Server Core でインストール後に GUI を追加する方法

Server Core でインストールした Datacenter を,最小サーバーインタフェースにする場合
# Standard も基本変わらないはず

# Windows Server 2012 のインストールディスクを入れておく
> mountvol # などで,インストールディスクがどこにあるか確認 
... # ※ 今回は D: にインストールディスクがあるとする

# Powershell を起動
> start powershell 

# Windows Server 2012 のイメージインデックスを確認
PS > Get-WindowsImage -imagepath D:\sources\install.wim

Index : 1
Name : Windows Server 2012 SERVERSTANDARDCORE
Description : Windows Server 2012 SERVERSTANDARDCORE
Size : 7,380,136,760 bytes

Index : 2
Name : Windows Server 2012 SERVERSTANDARD
Description : Windows Server 2012 SERVERSTANDARD
Size : 12,181,611,577 bytes

Index : 3
Name : Windows Server 2012 SERVERDATACENTERCORE
Description : Windows Server 2012 SERVERDATACENTERCORE
Size : 7,374,385,135 bytes

Index : 4 # Datacenter のフルインストールのインデックスをみつける
Name : Windows Server 2012 SERVERDATACENTER
Description : Windows Server 2012 SERVERDATACENTER
Size : 12,176,472,415 bytes


# コンポーネントをインストール
PS > Install-WindowsImage Server-Gui-Mgmt-Infra -Source wim:d:\sources\install.wim:4 -Restart
# -Source: インストールディスクないの wim を指定
# -Restart: 再起動

# OS が再起動する

# ちなみに,何もせずに以下の普通にインストールしようとした場合,68% で停止する.
# ex) PS > Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra # 68% で停止
# 検索するといっぱいでるのでみんな同じ問題にあたっていると思われます.

備考

上記の方法はオンデマンド機能で削除したコンポーネントの再インストールの場合でも使用可能のようです.

Windows Server 移行ツールのメモ

概要

Windows Server 2012 の機能の「Windows Server 移行ツール」のメモ

参考: Install, Use, and Remove Windows Server Migration Tools

全体の流れは以下の通り.
[Step1] 移行先サーバに Windows Server 移行ツールをインストール
[Step2] 移行先サーバに展開フォルダを作成
[Step3] 移行元サーバに展開フォルダをコピー
[Step4] 移行元サーバに Windows Server 移行ツールを登録

[Step1] 移行サーバに Windows Server 移行ツールをインストール

移行先サーバで「役割と機能の追加」の「機能」から Windows Server 移行ツールをインストール


[Step2] 移行先サーバに展開フォルダを作成

Windows Server 2003, 2008, 2008 R2 の場合
  1. 移行先サーバで cmd を管理者権限で起動し,SmigDeploy.exe あるディレクトリに移動
  2. SmigDeploy.exe を実行し,展開フォルダを作成する ex) SMT_ws08R2_amd64
> .\SmigDeploy.exe /package                   # 展開フォルダを作成する
                 /architecture <x86 | amd64>  # 移行元のアーキテクチャを指定
                 /os <WS08 | WS08R2 | WS03>   # 移行元の OS バージョン
                 /path <パス>                 # 展開フォルダの作成場所
Windows Server 2012 の場合

「役割と機能の追加」の「機能」から Windows Server 移行ツールをインストール
また,移行の作業は不要


[Step3] 移行元サーバに展開フォルダをコピー

移行先サーバの展開フォルダを移行元サーバにコピーします


[Step4] 移行元サーバに Windows Server 移行ツールを登録

  1. 移行元サーバで管理者権限で cmd を起動し,コピーしてきた展開フォルダに移動する
  2. 「.\SmigDeploy.exe」コマンドを実行し,移行元サーバに Windows Server 移行ツールを登録する
  3. 登録が完了すると PowerShell が起動する

第4回とある勉強会で発表してきました

第4回とある勉強会

CentOS 6.5 で Xen を使う話をしました.
が,時間かけなさすぎて仮想マシン作成方法などが不十分でした.
また,マイグレーションなどもできるらしいので今後がんばります?

Mavericks でバックスラッシュを有効にする方法

概要

Mac OS X 10.9 (Mavericks) で\の代わりにバックスラッシュを入力可能にする方法です

手順

  1. システム環境設定
  2. キーボード -> 入力ソース
  3. 表示されている画面をスクロールする (ここでスクロールできることがわかりにくい)
  4. "\" キーで入力する文字 をバックスラッシュにする

転送

概要

よくわすれる転送コマンド

rsync

$ rsync [option] src dist
-v: 詳細
-a: アーカイブモード
-r: 再帰
-u: 変更・追加のファイルのみ
-t: タイムスタンプそのまま
-z: ファイルを圧縮
--delete: コピー元ファイル削除時はコピー先も削除

ex) 
$ rsync -auv --delete src dist

sftp

ftp と違い ASCII モードやバイナリモードはない
//すべてバイナリとして転送する(文字コードの変換を勝手にしない)

$ sftp IP //ログイン

> ls //ログイン先の ls
> lls //ローカルの ls

> cd 
> lcd

> get ファイル名 //ログイン先のファイルをローカルにコピー
> mget ファイル名1 ファイル名2 ... //複数版

> put ファイル名 //ローカルのファイルをログイン先にコピー
> mput ファイル名1 ファイル名2 ...//複数版

> exit 終了